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キャラクターのハートん

更年期とうまくつきあうために ~50歳前後の女性の体の変化~

  • 5 日前
  • 読了時間: 3分

更新日:4 日前


女性の身体

更年期とはだれにでも訪れる「時期」のことです。閉経をはさんだ前後5年、計10年間を指します。自然に閉経が来る人も、手術や治療の影響で月経がなくなる方もいますが、本質的には卵巣の寿命によって女性ホルモンが急激に減少していく時期のことです。人生100年時代、卵巣の寿命だけが昔と大きく変わらず50歳頃です。現代の女性は、人生のだいたい真ん中あたりで卵巣の寿命をむかえ、女性ホルモンがほぼゼロになります。その急激な減少時期が「更年期」です。

 

女性ホルモンは思春期から分泌がはじまり、月経がある時期までは毎月排卵と月経をくりかえします。妊娠出産時期には普段の300倍~1000倍も出ると言われ、妊娠・出産を支える大きな役割を担っています。女性ホルモンは女性の人生の前半を大きく動かす「すごいパワー」だと言えます。しかし50歳近くなると、卵巣のなかの卵も残り少なくなり、排卵ができなくなってきます。この時に慌ててしまうのが、卵巣に指示を出している「視床下部―下垂体系」です。卵巣に「ホルモンが減っていますよ、もっとホルモンを出しましょう!」と下垂体のFSHは指示を出します。しかし、卵巣は応えることができません。これが、視床下部―下垂体の興奮=自律神経の暴走を促す結果となり、動悸、のぼせ、発汗、手のふるえや急激な焦燥感やイライラ、不眠などの症状をもたらします。これらを「血管運動性症状(VMS)」と言い、更年期の代表的な症状です。ただし、時期によって症状は人それぞれで、えっ?これも更年期の症状なの?ということも往々にしてあります。「どこか悪いのでは…」と受診しても大きな病気は見つからず、薬が増えるばかりで改善しない、というケースも少なくありません。

更年期症状

特に、忙しさや睡眠不足が続いている方、介護や家族の問題など強いストレスを抱えている方は、我慢しているうちに症状が強くなる傾向があります。更年期は、これまでの生活や考え方、生き方を「見直す」時期でもあるのです。我慢や頑張りで乗り越えてきたことが、同じようにはできなくなり、体力や気力(女性ホルモン力)は自然に低下していきます。だから、自分が頑張って周囲をカバーしてあげていたことも「もうできない、助けて!」と人生のギアチェンジをして良い時期です。更年期とうまくつきあうために、家族や周囲を優先してきた方ほど自分を後回しにしないことが大切です。

 

何よりもまず、自分の健康を守りましょう。あなたは周囲にとって大切な存在です。でも、大病と違い、イライラや体調不良は周囲に伝わりにくく、自分で気づいていない事もあります。だからこそ、まずは自分を快適に、ご機嫌にしてあげることから始めましょう!コツは、産婦人科などを受診し、自分の状態を知ることです。超音波検査、がん検診、ホルモン検査、骨密度検査などを毎年定期的に受けることで、体の変化を客観的に把握できます。

自分自身のケア

そして、100年の折り返し地点であることを自覚し、これからの人生をどう健康で充実させるかを考えます。そうすると、今できることが見えてきます。女性ホルモン補充治療や漢方、必要に応じた薬物療法、今は女性ホルモン様の働きをするはなびらたけサプリなど、フェムケア製品も増えてきています。そして、何より大切なのは自分でできるケアを毎日の積み重ねとしてずっと続けていくことです。きちんと食べる、しっかり眠る、適度に体を動かすこと。更年期こそ、この積み重ねがこれまで以上に重要になります。さらに、現代女性は、「社会生活」も大事です。仕事、地域活動、趣味の集まり、友人との時間。おしゃれを楽しんだり、新しいことに挑戦したりするのもよいでしょう。外に出て季節を感じるだけでも、心と体は整っていきます。

 

いかがでしょうか?これからこそ世界を広げ、会話を楽しみ、体を動かし、前向きに暮らすことをおすすめします。ポジティブな習慣は体力や気力を支え、あなたのこれからの人生をより健やかにしてくれるでしょう!




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