top of page

実家の片付けと引越し、どう進める?

実家の片付けや親の引越しを進めたいけれど、なかなか思うように進まない…。今回は、そんなお悩みを抱えた、高齢のお父様を持つ娘様からのご相談をご紹介します。


お父様は、お母様が亡くなられてから、しばらくお一人で生活をされていたそうです。ご実家は駅からのアクセスも悪く、一戸建てでの生活に不安を感じるようになり、お父様とも相談のうえ、ご実家の売却と、駅近で便利なワンルームへのお引越しを進めてこられました。

ところが、いざ話が具体的になると、お父様の気持ちが乗らず、ふさぎ込むことが増えてしまったとのこと。娘様ご自身もお仕事の合間に手続きなどをこなしておられ、ゆっくり話す時間も取れず、焦りやイライラからつい喧嘩になってしまったそうです。

父の悩み

そこで私たちから、お父様のご様子を見ながら、「ハートナー」の訪問でお話をじっくり伺ってみてはどうかとご提案しました。お父様のご自宅でお茶をいただきながら、家を建てられた当時のこと、これまでの暮らしの思い出をたくさん聞かせていただきました。そのうえで、新しいお部屋(マンション)の安心できる設備や楽しみ方、そして娘様のお気持ちも丁寧にお伝えしました。

「仕方がないのは分かっている…でも、やっぱり寂しい。」

そんなお父様のお気持ちにゆっくり寄り添っていくうちに、みるみるお顔が明るくなっていきました。


数日後、娘様から「父のモチベーションが上がってきたようです!」とうれしいご報告をいただきました。すると今度は、「引越し日が近づいているのに、荷物の片付けがなかなか進まなくて…」という新たなご相談が。状況を伺い、お引越し業者をご紹介するとともに、私たちからも「ハートナー」の訪問でのお片付け(断捨離)を再びご提案しました。

断捨離

お父様が大切にされていた釣り道具やお気に入りの帽子、そしてお一人暮らしとは思えないほどたくさんの折り畳み傘のストック…。お父様にはお椅子に座っていただき、一つひとつ確認しながら、残しておきたい大切な物を一緒に選んでいきました。思い出の品々を、納得しながら整理するには、ある程度のお時間と労力が必要です。娘様からは「よくあんな頑固な人の話を、あんなに丁寧に聞けますね」とお言葉をいただきましたが…いえいえ、私たちも身内には同じですよ。

「時間がないのに〜どうしよう!」

「もう、イライラしちゃう!」

分かってあげたい気持ちはあっても、家族だからこそ難しいこともありますよね。そんな時は、第三者に頼る方が、お互いにとって良い場合もあります。家族でなくても大丈夫な部分は、私たちがバトンを受け取ります。いつでも「よりそいコンシェル」へお気軽にご相談ください。ご連絡をお待ちしております。



bottom of page